名人という称号。
何かわかんないけど、
体は熱いのに、
鼻水とクシャミが止まりません。
風邪予備軍です!鱗太郎です!!
仕事中、しょーもない話をしていて、
小学生の頃の話になった。
ちょうど、ファミリーコンピューター(以降ファミコン)
が出て、セガマークⅢとの戦いを繰り広げていた。
記憶では、
セガがファミリー向けのゲームは先行していたと思うけど、
ファミコンがあっという間に抜き去った気がする。
鱗太郎は、TV禁止な、
やんごとなきお子様だったので、
ゲームなんて友達の家で、
少し触るくらいなものだった。
コロコロコミックが火付け役だったか、
高橋名人という方が、
ゲーム少年たちの心を鷲掴みにした。
16連射!という武器に、あこがれたものだ。
無論、学校では消しゴム相手に、
16連射の練習をする子供たちであふれかえった。
ゲームを持っていない鱗太郎には意味ないけど、
一応、連射の真似事をしていたように思う。
おれ、まだ12連射までしか行かんのやぁ・・・
と、肩を落としていた友達を思い出す。
いや・・・12連射も相当ですけど?
高橋名人の名前は、どんどん大きくなり、
とうとう、ゲームの主人公にまでなってしまった。
時代とはいえ、
ゲームの得意な人の、
名人という称号が独り歩きし始めたように思えた。
高橋名人の愛嬌のある笑顔が、
ゲームとは程遠いところにいた、
鱗太郎も好感を持ってみていた気がする。
いろんな世界に、
「名人」と呼ばれる人がいると思うが、
鱗太郎の世界では、あんまり聞かない気がする。
名人・・・?
重要無形文化財保持者っていう、
素敵な称号があるからかな?
名人ってあんまり聞かないね?
いつか、鱗太郎名人って、
幸せの黄色い服着て、
名人って言われるようになれるかな?
まぁ・・ないか(笑)
そういえば、毛利名人って方もいたような?